沿革[1928-1949]
ボルカノ株式会社のこれまでの歩みをご紹介します。
- 1928昭和3年
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- 国産初の低圧空気噴霧式オイルバーナを開発。商標を「ボルカノ」で登録。
- 沖原辨治、大阪重油炉製作所を設立。
初の普通選挙行われる/張作霖爆殺事件起こる/パリで不戦条約に15カ国が調印
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創業者 沖原辨治「大阪高等工業時代」
- 1931昭和7年
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- 陸海軍工廠、造兵廠の鍛造炉を重油炉に改装する
満州事変勃発/ゲーリッグら米大リーグ選抜チーム来日/漫画作品「のらくろ」連載開始
- 1933昭和8年
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- 油圧噴霧式オイルバーナを完成。佐世保・横須賀工廠のボイラに装備し、好成績を得る。
日本、国際連盟脱退/大阪市営地下鉄、梅田~心斎橋間開業/米国でニューディール政策開始
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油圧噴霧式バーナと付属品
- 1938昭和13年
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- 海軍工作艦のバーナに、すべてボルカノが指名される。
国家総動員法公布/陶製鍋、竹製スプーン、木製バケツなど代用品が出回る
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船舶ボイラ用バーナの取扱説明書
- 1939昭和14年
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- 石炭焚きセミガス炉の開発に成功。
ノモンハン事件起こる。関東軍とソ連軍の衝突に発展/戦時インフレ、ヤミ取引横行
- 1941昭和16年
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- 東京~沼津間の列車に、暖房用丸ボイラを納入
真珠湾奇襲、太平洋戦争始まる/防空ずきん、モンペ、ゲートルが目立つ
- 1943昭和18年
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- 株式会社大阪重油炉製作所に組織変更。
資本金30万円。
神宮外苑で出陣学徒壮行大会/金属回収が企業の生産設備にまで及ぶ
- 株式会社大阪重油炉製作所に組織変更。
- 1949昭和24年
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- 資本金100万円に増資。
1ドル360円の単一為替レート実施/湯川秀樹、ノーベル物理学賞受賞/国鉄に原因不明事件続出し、人員整理反対闘争挫折