1990(平成2年) | ●超低NOxガスバーナ(VGSA/SLNG)を大阪ガス工業フェアに出展。 |
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1991(平成3年) | ●日本道路公団高速道路PA用液中燃焼方式の融雪装置が完成。 ●日立造船よりイラクプロジェクト協力で感謝状授与。 日立造船が納入した イラクの肥料プラント用自家発電ボイラ(83t/h×3缶)が 気柱振動燃焼を起こした。この問題の解決のために、 1988、1990年の2回にわたり、現地に赴き改善に協力したことにより、 日立造船から解決後、表彰状を授与された。 ●新賃金体系を導入。 ・12月/ソ連邦崩壊し、独立国家共同体が成立 |
1992(平成4年) | ●「ボルカノ式アトマイザ加工治具」を考案し、自動ターレットボール盤を更新。 ・3月/地価公示価格が17年ぶりに下落 |
1993(平成5年) | ●コンピュータによる設計システム(CAD)を本格導入。 |
1994(平成6年) | ●自動スロッティング機に代わるマシニングセンターを導入。 ●大型バーナを中国DAMBEC社に生産委託。 ●LNG船主ボイラ用油/ガス混焼バーナ(SFFG)を改良。 ●韓国重工業から大型発電ボイラ用バーナを受注。 ●防衛庁向け標的用赤外線放射バーナを開発、1号機を納入。 ●触媒式脱硝装置の1号機を台湾向けに納入。 ●芦屋大学に液体燃料の超微粒化研究を委託。 同大学大原清司教授より 超音速二流体噴霧の改良研究の構想提案を受け、 研究の委託契約を結び、1994~1995年にかけて実施し、 微粒化改善の手法ならびにノウハウが得られた。 ●廃プラスチックの粉体燃焼システムの開発。 三井造船がプラスチック処理促進協会と共同で開発している 本システムの燃焼部分の開発を委託され、 三井造船と共同で当社保有の微粉炭燃焼技術を利用してバーナを開発し、 三田工場で公開テストを行い、協会会員ならびプレスに発表した。 ●国際海事展「SEAJAPAN94」へ参加。日本船主協会、日本造船工業会、 日本舶用工業会などが主催して、2年ごとに国際海事展が開催されるが、 94年、96年、98年と毎回、最新舶用製品を展示。 |
1995(平成7年) | ●リパワリングバーナを大阪ガスと共同開発、クボタ大浜工場に1号機を納入。 ●沖原徹哉社長、勲五等双光旭日章を受章。 ●PL法対応委員会を発足。法の施行に先立って社内基本方針 「当社のPL法対応について」を起案、製品安全化の総点検、 PL保険加入などを検討してきたが、施工と同時に「対応委員会」を新たに発足。 ●上海で開催された国際舶来技術展示会「マリンテックチャイナ95」に参加。 ●三田工場に中国の舶用工業会ミッションが来訪。 ●新開発部を設置。徹哉社長の強い信念のもと、 1996年の企業計画書に開発部の強化を掲げ、 社長直轄の舶・産・化 各部の開発目標を1ケ所に集め、 効率化した新開発部を設けた。 ●ボルカノ協力会を再編し、新たに15社となった。 ・1月/阪神淡路大震災 |
1996(平成8年) | ●沖原正章専務取締役、代表取締役社長に就任。 ●新型廃油焼却炉(VI)を開発。 ●当社製品の鋳造部品を中国に発注。 ●異業種のメーカと販売協力体制を確立し、新事業分野への進出を果たした。 ●鐘淵化学高砂で無機廃液の卓越した焼却技術が評価される。 ●三和油化で従来の実績上最大の3,000kg/h焼却容量を有する有機廃液焼却設備を完成。 ●日鋼佐賀関で化工機と産機が協力し、同時受注に成功。 ・4月/東京三菱銀行がスタート。世界一の資金量53兆円 |
1997(平成9年) | ●エバーグリーン社(台湾)より舶用大型焼却炉(VIR-200)8基の一括受注に成功。 ●化工機の熱風発生炉も中国DAMBECで生産開始。 ●大型タンカー(VLCC)の代替建造が順調に増え、大型ボイラ用ACC付バーナの受注が増加。 ●韓国KGC向けLNG船用バーナ6隻分の一括受注に成功。 ●高性能ボイラの開発プロジェクトにおける酸素富化バーナの燃焼テストが開始された。 ●ガス化溶融炉用バーナの市場へ進出。 ・11月/北海道拓殖銀行が経営破綻。山一証券が自主廃業 |
1998(平成10年) | ●燃料以外の燃焼に挑戦したものとして黄燐燃焼による燐酸製造装置の酸化炉を納入。 |
1999(平成11年) | ●舶用焼却炉のIMO認証を取得 、IMO対応型舶用焼却炉として本格的販売開始。 ●世界最大規模のIMO対応型舶用焼却炉、VIRM-200第一号機を三菱神戸に納入。 ●排気再燃バーナRPG型が日本ガス協会から表彰された。 ●実機として国内初の都市ゴミ熱分解ガス化溶融炉用バーナを、八女西部クリーンセンター向けに納入。 |
建設中の谷川岳トンネルPA
舶用低NOxバーナ
SEA JAPAN 94出展
RPG型
リパワリングバーナ
ガス化
溶融炉用バーナ
2000(平成12年) | ●IMO(国際海事機関)取得。 |
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2001(平成13年) | ●IMO対応型舶用焼却炉VIRM-130型開発、IHIへ第一号機を納入。 ●大阪ガス工業フェアに排気再燃バーナ RPG-型を出展。 ●SER JAPAN東京有明ビックサイトで開催、舶用機器を出展。 ●東ソー四日市で「特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律」に対応した有機塩化物含有廃ガス焼却・塩酸回収装置を納入。 |
2002(平成14年) | ●創立75周年記念事業の一環として慰安旅行実施。 ●韓国市場開拓のパートナーとしてSEEN TECと総合協力の合意、覚書を交換。 ●造船業界の再編が進み、大手造船の統合、分社化が始まった。 ●ダイオキシン規制対応に向け、都市ゴミ焼却方式として 熱分解ガス化溶融方式が大幅に採用され、 バーナ需要が飛躍的に増大した。 |
2003(平成15年) | ●ディ-ゼルエンジン用油焚き排気再燃バーナ開発、第一号機納入。 ●廃掃法・アセス法対応で、実績上最大規模(2,700kg/h)の 無機塩含有廃液焼却装置を、三菱ウェルファーマ向けに納入。 ●創立75周年記念式典を挙行。 |
2004(平成16年) | ●舶用重油・ガスコンビネーションバーナ(SFFGⅡ)開発に成功 LNG船主機ボイラー用バーナとして、環境負荷低減・省エネルギーに貢献 ●金属加熱炉用ガス噴霧バーナを開発・特許出願 ●高純度リン酸製造装置用黄リン燃焼・湿式リン酸回収炉を海外(台湾)に初納入 |
2005(平成17年) | ●産業ボイラー用次世代型超低NOxガスバーナ(FX-G)を大阪ガス殿と共同開発 ●特殊廃液処理設備として、省エネ(CO2削減)に配慮した予濃縮真空蒸発設備・白煙防止装置付き高融点リン酸塩廃液焼却設備を受注 |
2006(平成18年) | ●三田工場燃焼テスト設備を新設 最大燃焼量13A都市ガス2,050m3/h or 油2,000kg/h ●酸素バーナ(油焚・ガス焚)を開発 溶融炉市場に販売開始 ●中国向けに大型の廃ガス触媒式脱臭装置(100,000Nm3/h)を納入・稼働 |
2007(平成19年) | ●再ガス化装置を搭載したLNG船(RV船)へ新開発製品SFFGⅡ型ガスバーナを納入 ●創立80周年記念事業の一環として慰安旅行実施。 ● 東京都内下水処理場に国内初の「下水汚泥炭化設備」用燃焼炉を納入。下水汚泥をバイオ燃料に再生・利用することにより温室効果ガスの大幅削減に貢献、その一翼を担う。 |
2008(平成20年) | ●創立80周年 記念式典を開催。 |
2009(平成21年) | ●当社の液中燃焼技術が太陽電池用多結晶シリコン製造設備の排ガス冷却装置・シリコン回収装置に採用され納入。 ●LNG-FSRU船へオイル&ガスコンビネーションバーナ(低NOx対応SFFGⅡ型)が搭載された。 ●韓国SEENTEC社よりサウジアラビア向けに低NOxガスバーナ(NOx保証50mg/Nm3)を受注。 (LNG精製プラント、160t/h、190t/hボイラ用) |